転校に不安がある保護者、生徒の方へ
転校という決断は、保護者にとっても、生徒にとってもとても大きく心身を擦り減らすものです。成美学園ではたくさんの転校生を受け入れてきました。そのノウハウを基に、現在転校を検討している保護者/生徒のために転校についてお伝えさせていただきます。
転校、転編入について
まずは一般的に使われる『転校』という言葉について解説していきます。『転校って学校を変えるってことでしょ？今更説明は大丈夫ですよ!』という保護者/生徒の方にもぜひ読んでいただきたい内容です。
なぜかというと、成美学園グループの特性上、学校説明会や書類上では先述の『転入』『編入』という言葉をたくさん使う場面があります。そんな似たような言葉が頭の中でごちゃごちゃになってしまわないように少し遠回りになるのですが説明させて頂きます。
転入/編入という言葉が耳馴染みの無い言葉なので、その総称として転校という言葉を使いご説明させていただく場面がございます。しかし、言葉の意味は以上のような意味合いになり、大きな意味の変化はございません。
転編入の時期について
原則、転編入はいつでもすることが出来ます。しかし転入をする際には『単位の引継ぎ』が出来るか否かを考えなければいけません。『単位の引継ぎ』については様々なケースがあります。状況や各学校の制度の違いがあるのですが、今回は「A校に通っている2年生の生徒」をモデルにご説明させて頂きます。
2年生の生徒が9月に転入をしようとしている場合は、
早めの転入だと無理なく単位の引継ぎができるということになります。では2月に転入を考えている生徒の場合だと、
つまり単位の引継ぎが出来ないので、同じ内容の勉強と再び単位料を払わなくてはいけない状況になります。
各家庭、生徒の状況次第ではすぐに転入をしたいと考えている保護者/生徒の方もいらっしゃると思います。そのような方々には1月までの転入をお勧めしております。理由としては1月までに転入していただければ単位を取得できる可能性があるからです。
しかし3年生の生徒の場合、12月までに転入していただかないと卒業出来ない可能性がございます。理由としては、多くの学校で開かれる”卒業判定会議※”と呼ばれるものが開かれます（※呼び方は学校によって違います）。その会議が開かれるのが多くの場合1月末～2月中旬になります。その場合1月の転入だと卒業に間に合わない可能性が産まれます。そのリスクを避けるために3年生の場合は12月末までの転入をお勧めしております。
※各学校にて制度が違う場合がございます。そのため上記の内容が当てはまらない学校もございますので予めご了承ください。気になる方はお気軽にご相談ください。
最後に
冒頭にもお伝えさせて頂いたのですが転校、転編入という決断は保護者/生徒にとって大きな決断になります。環境が変わること、転編入するための費用も安くありません。そのため成美学園ではその転編入が適切かどうか、メリット・デメリットをご提示したうえでご案内させて頂きます。転編入の時期が適切か、費用はどれくらい掛かるのかなど気になる点がございましたらお気軽にご相談ください。
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