毎日通わなくても大丈夫?
登校頻度・スクーリング・1日の流れをまとめて紹介

「毎日通えるかどうか、それが一番心配で——。」

成美学園の学園長・酒井は、入学前の不安として最も多く聞く言葉のひとつがこれだと言います。「また通えなくなってしまうんじゃないか、という心配もある」と。

通い続けられるかどうか。それは、卒業できるかどうかと同じくらい、多くの方が検討中に抱える不安です。

登校頻度は週何日なのか。スクーリングとは何か、どれくらい大変なのか。学校の1日はどんなふうに流れるのか——。この3つは検討者の頭の中では別々の疑問ではなく、「学校生活の負担感」としてひとまとまりで気になっています。

この記事で、まとめてお答えします。

酒井 一光 学園長

2007年に通信制サポート校として成美学園高等部を創設した。

「音楽を通じて人が変わる瞬間に出会えること」が教育の原点。その感動を全国の生徒に届けたいという思いで、現在は学園長として関東28校舎の拡大を牽引している。学園の指針「認めて・引き出して・応援する」を体現し、開校以来の歩みを誰よりも知る人物。

通信制高校なのに、約98.5%の生徒が通学しています。

まず、驚く方が多い数字をお伝えします。

成美学園では、在籍する生徒の約98.5%が何らかの形で通学しています。

通信制高校というと、「自宅でオンライン授業を受ける」「週に1度だけ登校する」というイメージを持つ方も多いと思います。実際、通信制高校の中には、通学キャンパスがあっても実際に通っている生徒が3〜4割程度という学校もあります。

「私たちは通信制高校の制度を使いながら、毎日通える学校をつくりたいという思いで始めました。それが成美学園です。」

とはいえ、全員が毎日通っているわけではありません。通い方は複数のコースから選べ、週5日の生徒もいれば週1日の生徒も、スクーリングのみの生徒もいます。それぞれが自分のペースで通い続けているから、結果的に9割以上が「何らかの形で通学している」状態になっています。

通い方は、3つのコースから選べます。週5日〜年6日まで。

成美学園には、登校頻度が異なる複数のコースがあります。

コース登校頻度の目安主な特徴
通学科週5日午前に集団授業、午後にクラブ活動・夢授業
個別コース週0〜5日(自由)自分でペースを決めて登校できる
オンライン科スクーリングのみ(年6日)自宅からオンライン受講。顔出し強制なし

現在の在籍生徒2,450名のうち、約70〜80%は通学科(週5日)を選んでいます。「毎日通いたい」という生徒が、実は多数派です。

残りの約17.5%が個別コース。週1日や、その週の体調や気持ちに合わせた日数で通っています。

「どのコースが自分に合うか、最初からわかる必要はありません。入学後に状況を見ながら、担任と相談して決めていくこともできます。」

オンライン科を選んだ生徒でも、やがて通いたくなるケースが少なくないと学園長は言います。「最初はオンラインのつもりで入学したのに、先生と話しているうちに来るようになる。そういう生徒はたくさんいます」。通い方は、入学後も柔軟に変えていける前提で選んで構いません。

どのコースが自分に合うか、説明会で相談してみる(無料)

10時スタート、1コマ40分。学校生活のリズムが、ここでは優しい。

通学科(週5日)の1日は、こんなふうに流れていきます。

〈通学科・1日の流れ(モデル)〉

時間帯内容
10:00〜登校・ホームルーム
午前一般教養の授業(国語・数学・英語など)1コマ40分
昼食
午後夢授業・クラブ活動(音楽・eスポーツ・学習支援など)
放課後自由時間・帰宅

登校時間は10時。朝が苦手な生徒も、「10時ならできるかもしれない」と感じやすい時間設定です。

授業は1コマ40分です。一般的な学校の1コマ(50〜60分)より短めに設定されているのには理由があります。

「自分が高校生のころ、50分ちゃんと集中できたかって聞かれると、正直自信がないです。40分だからこそ集中できる。それが続けやすさにもつながっていると思っています。」

授業は15〜25名の少人数制です。全日制高校の1クラスが約40名であることと比べると、先生の目が行き届きやすく、わからないことがその場で解消しやすい環境です。

午後は夢授業やクラブ活動の時間です。音楽(ギター・ベース・ドラム)、eスポーツ、ダンス、学習支援コースなど、多彩な選択肢があります。「午後が楽しみだから通っている」という生徒が少なくないのも、この仕組みがあるからです。

全日制高校では放課後のクラブ活動が中心ですが、成美学園では午後の時間割そのものにこうした活動が組み込まれています。「授業だけで終わり」ではなく、好きなことに取り組む時間が毎日の学校生活の一部になっている点は、成美学園の大きな特徴のひとつです。

スクーリングは、宿泊しながら受けます。

「スクーリングって何ですか?」という質問は、入学検討中によく届くといいます。

スクーリングとは、通信制高校の在籍先(成美学園の場合は成美学園高等學校)の本校に出向いて授業を受けることです。これは国のルールで定められており、通信制高校に在籍するすべての生徒に必要です。

成美学園のスクーリングは「泊まりがあるんですか」と驚かれることもありますが、合計6日間です。学校生活全体の中でいえば、非常に短い期間です。

1回目のスクーリングは、緊張してくる生徒がほとんどです。普段は同じ校舎の顔見知りが中心ですが、スクーリングには全国の校舎から生徒が集まります。

それでも、「2日目の夜には笑っている。それが毎年の光景です」と学園長は言います。2年目・3年目になると、「今年もスクーリングに行きたい」と楽しみにしている生徒がほとんどになります。

また、新たに開設された一部の校舎(神栖・越谷・府中)では、提携先の変更により、遠方の本校ではなく自校舎でスクーリングを受講できるようになっています。「スクーリングのために遠くまで行くのが不安」という方は、説明会の場でも遠慮なく確認してみてください。

スクーリングや通学方法について説明会で確認する(無料)

なぜ通信制高校なのに、みんな通うのか。

「行く理由があるから、来るんです。」

学園長は、成美学園の高い通学率の理由をこう説明します。「学校に来られなかった子って、行かない理由があったんですよ。だから私たちは、行く理由をたくさん作ることを大事にしています。」

イベントがある。好きなクラブがある。仲のいい友達がいる。先生と話したい——そういった「行く理由」が積み重なることで、通い続けられる状態がつくられていきます。

成美学園には、学年の壁がありません。1年生でも3年生でも、同じクラブ活動や夢授業の場に一緒にいます。その横のつながりが、「あの子が来ているから自分も行こう」という動機になっていく。友達が午前中から来ているから自分も来る。クラブに一緒に参加したい人がいるから来る——そういった関係性が、通うことの自然なきっかけになっています。

「通いたい気持ちは、誰かが作ることはできません。でも、通いたくなるきっかけは、学校側でたくさん作ることができます。それが私たちの仕事だと思っています。」

学校に来る理由が一つでもできると、次第にそれが2つ、3つと増えていく。気がついたら「通うのが当たり前」になっている——そういう変化が、成美学園では繰り返し起きています。

「また来られなくなるかも」と思っているあなたへ。

入学試験のときに緊張で泣いてしまった生徒が、入学から1週間後には毎日楽しく通っている——成美学園では、そういった変化が珍しくありません。

「最初の一歩を踏み出したこと自体がすごいことです。10時に起きてくる、その1日を積み重ねることが、通えたという自信になっていく。通い始めてしまえば、たいていの生徒はもう戻らないんです。」

通うことへの不安は、通い始めた後に消えていくことがほとんどです。「また来られなくなってしまうかもしれない」という心配を持ったまま入学する生徒は多いけれど、そのほとんどが卒業まで通い続けています。

「通信制高校に来て、週5日通い切った。それだけで自信になるんです。社会に出て自分らしく活躍する人生への、最初の一歩だと思っています。」

成美学園 学園長 酒井 一光

まず、気軽に聞いてみてください。

「うちの子の生活リズムで通えますか?」「どのコースが合っていますか?」——そういった相談は、説明会で直接聞くことができます。

通学ペースも生活リズムも、ご家庭ごとの状況に合わせて一緒に考えます。