【栃木校】女神のゆうわく!?嘉右衛門町散策
こんにちは。
成美学園高等學校 栃木校のカワザカナ🐟です。
いつの間にか10月も半ばに差し掛かり、連日涼しい風が吹くようになりました。
過ごしやすい気候が訪れた一方、体調管理には気を付けなくてはですね。
さて、今回は久しぶりに、「とちのきプロジェクト」のご報告です。
とちのきプロジェクトは、栃木校オリジナルのクラブ。
地域の歴史文化を知りに街へ出向いたり、
街の人と関わることによって、新たな楽しみを見つけに行こう!
という趣旨のクラブです。
巴波川(うずまがわ)という川が流れる栃木市には、江戸時代に水運で沢山のものが運ばれました。
また、栃木市は地理的にも、江戸と日光を結ぶ道「日光例幣使街道(にっこうれいへいしかいどう)」が通っていた場所でもあります。
今回は、その歴史的景観が今でも残る「嘉右衛門町(かえもんちょう)」という町を訪れ、地域の方にお話しを伺いました。
嘉右衛門町は、栃木校から歩いて20分位のところにあります。
家が嘉右衛門町方面の人は、自転車🚲を押しつつ出発!
丁度雨もあがってくれて良かった!
しばらく大通りを歩いて、途中から一本脇道に入って進んでいくと、古い町並みが続く地域にでます。
こちらこそが、「嘉右衛門町伝統的建造物群保存地区」。
古い町並みが良い状態で残されているとして、県内で唯一、伝統的建造物群保存地区に指定されている地域です。
地区の真ん中あたりにあるのが、街歩きの拠点となるガイダンスセンターです。
こちらの建物は、昔のお味噌屋さんの建物を綺麗にリニューアルしたもの。
ここで、嘉右衛門町で長く自治会長をなさっていた方とご対面!本日の案内人さんです。
初めて来る場所、そしてお会いする方に、生徒も少しだけ緊張気味の様子でした。
入り口付近で簡単に歴史のお話をしていただき、館内の案内へ、、
まず見せていただいたのは、嘉右衛門町のおみこし
こちらのおみこし、めちゃめちゃ重いらしいです。
生徒も、思わず中をのぞき込んだり、担いでみる真似をしたり、、
館内には、中世から昭和の時代にかけての様々な資料が展示されています。
江戸時代の大名行列の絵図を見ることができました。
施設を一通り案内していただいたところで一休み。
そこで、生徒たちへ案内人さんや施設の方から質問をいただきました。
「若い人に、この地域に観光に遊びにきてもらうためには、どうすればよいのだろう?」
生徒たちからは、
「食べ歩きができるようなお店があるといいな」
「自分は古い建物が好きだから、気軽に来れるといいな」
と、それぞれの意見が飛び出しました。
先生も知らなかったぞ、そんなこと笑
最後には、ガイダンスセンターの皆さんからプレゼントが!
栃木市のマスコットキャラクター、「とち介」の折り紙をいただきました
ガイダンスセンターを出てからは、嘉右衛門町を散策!
現役の井戸を見学したりしながら、、
街はずれのクレープ屋「温情」さんへ。
メニューが沢山あるので、みんなめちゃくちゃ真剣に悩んでいますw
頼んだクレープはどれもボリューム満点!!
因みに下の彼が持っているクレープは「女神のゆうわく」!
こちらが今回のブログの題名になるとは、思いもしなかったことでしょう。。
この後、自転車組と別れ、バスに乗って帰る予定でしたが、
生徒の提案で、ゆっくりクレープを食べながら、歩いて校舎まで帰ることにしました。
今回のとちのきプロジェクトは、初めて直接地域の方からお話を伺える機会となりました。
ご協力いただいたガイダンスセンターの方々に御礼申し上げます。
今後もこのような企画をしていけたらなと考えています